バンドマンで食っていく方法を考えてみた
バンドマンで食っていく
これを見ている皆さんはバンドマンを仕事にしたいなぁと一度は思った方もいるのでは?僕もそうです。自分が10年バンドマンを続けて感じたことを書きます。
結論からいうとなかなか大変
知り合いの音楽家に過去ゴールデンタイムの音楽番組に出たミュージシャンもいますが、あるベーシストは居酒屋でバイトしていたり、憧れのミュージシャンのバックで叩いたドラマーは軽作業でバイトしているとも聞いて夢がないなぁと思ったものです。
バイトへのディスりではなく、音楽だけで食うって相当大変よ?と言いたかったのです。
売れているバンドは少ない
別記事で書きましたが、ロックバンド自体がチャートに入ることは少なくなりました。また売上枚数も90年代の様に数十万枚売れなくてもヒットチャートに入ります。
パッと見た感じだと月間、2万枚くらいで売れている、といった数字かなぁ。
数字だけ見ても大変だなぁとは思ってしまいます。
音楽が続けられる時代に
今はSNSが普及して、自分たちでYouTube広告を打つこともTwitter広告を打つことも出来ますし、別の仕事をしながら、バンドマンを続けることも出来ます。グッズや楽曲販売で得た財布を管理しているバンド自体が会社の様でもあります。
SNSが登場する前のバンドマンは、仕事か音楽を選ぶ岐路に立たされたと思います。今のどちらもとれる時代は幸せに思えます。続けてさえいれば、いつバズるとも分かりません。
※音楽を世界に届けたい場合はTuneCoreが便利です。(廻しものじゃありません笑)
AppleMusicやSpotifyにも簡単に配信が可能です。
売れる!以外のチャンス
これからは自分達で、音楽から映像まで作れる時代です。音楽に関係する、サウンドエンジニア技術や、映像技術、どれも音楽を続けていくのであれば、自分のバンドに役立てるためにも、仕事に繋げるためにも、覚えておいて損をすることはありません。
ある先輩ミュージシャンは、今の音楽だけで生活が難しい昨今の状況を予見した方に、ProTools(DAWソフト)は勉強しておいた方が良いと言われたそう。バンドもエンジニア業どちらも両立することで、ミュージシャンとして生活しています。
最後に結局、何で食っていく
言わずもがなですが、音楽で爆発的に売れて食べていけるのが理想だとは思います!
同業のミュージシャン相手に、サウンドエンジニアや、映像の仕事を請け負いながらバンド活動する人もいます。
サウンドエンジニアや、映像に興味を持つのは遠回りだと思われる方も多いと思います。僕はそう思いません。
YOASOBIの音楽制作環境がMacBookだったことも記憶に新しいです。音楽のセルフプロデュース能力も勿論ですが、映像までにも及び視野を広く持てる音楽家が、今実際、人気があるのでは無いでしょうか?かくいう自分も広く目を向けて活動していきたいと自分も思っています。
例えば、ヨルシカの花泥棒。まるで短編映画の様なMVは、音楽の素晴らしさは勿論ですがそれだけが切り口でないことは明らかだと思います。今の音楽の在り方も強く感じます。